冷たい暗闇の中であるはずもない答えを探して また深い闇をさまよい歩いた 雲の切れ間から差し込む光は手が届かず 長い眠りの中見えない振りをした いつか見た夢に疲れた時不意に心で手を合わせた 優しさの縒りを忘れられずに まだ続く旅の途中で約束を交わした記憶は遠く 次の場所に向かう私の心の道標 上手に生きたいと泣き出した夜もあった だけどあなたと会えた奇跡が輝いてるから この道を歩いてゆく 遠くから眺めていた街の灯 いつか見たあなたの生まれた街の海の香りにも似て もう戻れないと知っている だから尚更願ってしまう 見上げた月に静かに祈る 人の心に疲れた時いつか歩いたこの夜道を想う 季
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